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【デッサン】絵の初心者の方もこれでOK!鉛筆基本の使い方

鉛筆は誰もが一度は使ったことのあるはずの身近なものです。
その身近な鉛筆、絵を描く画材として沢山のメーカーや
種類、濃さや硬さに違いがあるのはご存知でしょうか。

ここでは、デッサンや鉛筆画を描く時の
鉛筆の基本的な使い方をご紹介します。

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デッサンをする際の鉛筆の使い方は、鉛筆の削り方から持ち方まで
文字を書く時とはかなり違いがあります。

デッサンをこれから始める初心者の方の参考になれば幸いです。

鉛筆の削り方

芯は長めに

鉛筆デッサンをする場合
鉛筆の芯は文字を書く時と比べると
かなり長めに出して使います。

少なくても1㎝以上は出しておきます。


なぜそんなに長くするのか。


理由は2つ。


1つは、文字を書く時よりも消耗するスピードが速いから。

もう1つは、鉛筆デッサンの技法を使うためです。

1.デッサンは文字を書くより鉛筆を消耗する

文字は全て線で書き表しますが

デッサンは主に面で描く対象を
表現するものです。


工程も描いては消すを繰り返して
形を整えていくものなので

必然的に鉛筆を消費することになります。


そのため

使い勝手のいい鉛筆は特に同じものを何本も
用意するのですが

それでも鉛筆削りで削った芯の短い鉛筆では
あっという間に描けなくなってしまいます。


描けなくなる度に鉛筆を削っていては
集中力が削がれて絵と向き合う時間が
減ってしまうのは困りますよね。


そのため
鉛筆の芯は長めにしておく必要があるのです。

2.鉛筆を寝かせて使う場合がある

これは持ち方のところでも説明しますが
デッサンをする際は
表現するものや描く進行状況に合わせて
持ち方を変えて使います。

細部を描き込む時は
デッサンでも文字を書く時と同じような持ち方で
描くこともあるのですが

大きな面を捉える時は
鉛筆を寝かせて
芯の腹の部分で描く技法が使われます。

そういった時には
芯を長くしておく方が
広く面をカバーできるわけです。

カッターナイフを使う

鉛筆を削る方法としては
基本カッターナイフを使用します。

理由は簡単で

市販の鉛筆削りでは
長く芯を出せないから。



カッターナイフであれば
自分の好みに合わせて芯の長さを
調整することができますし


鉛筆デッサンをするなら
使い慣れておくことを強くおすすめします。


ただ、いきなり
新しい鉛筆を何本も削るのは
大変ですし、

難しいかもしれませんので

ある程度鉛筆削りで削っておいてから
芯を削り出す方が楽かもしれません。

鉛筆の使い方

デッサンの流れとしては
最初は形状や陰影など
大まかな特徴を捉えておいてから
少しずつ細部の描き込みをしていきます。

この過程で鉛筆の持ち方を変えて
消しやすいよう薄く乗せるところから
濃く色を乗せたり、陰影や質感をつけて
描き込んでいくことになります。

描き始め

・持ち方:鉛筆を寝かせるようにして
     長く弱めに持つ
     
・描き方:大まかに、柔らかなタッチで

※最初は軽く描いても筆跡が残るくらいの
軟らかい鉛筆(2B以上)を選んでください。

全体の形を取る

・持ち方:鉛筆を寝かせるようにして
     長く強めに持つ

・描き方:特徴となる形を取っていく
     大まかな陰影をつける

細部の形を取る

・持ち方:鉛筆を寝かせるようにして
     短く弱めに持つ

・描き方:広い面を薄く描く(トーンをつける)
     軟らかいタッチで、細かな形をとる

質感や陰影を掴む

・持ち方:鉛筆を寝かせるようにして
     短く強めに持つ

・描き方:広い面を強弱をつけて描く(トーンをつける)
     細かな陰影をつける
     形をしっかり取る

線を描く

・持ち方:鉛筆を立てる

・描き方:鋭い線を描く
     ハッチング(複数の線を描く)

細部の描き込み

・持ち方:文字を書くように

・描き方:細部の描き込み
     強弱の細かいタッチを作る

※筆圧が強くなりやすいので、
 筆跡が残ったり紙を傷める可能性があります。

最後に

今回は鉛筆デッサンでの基本的な
鉛筆の持ち方と描き方をご紹介しました。

持ち方を変えて段階的に仕上げていったり
持ち方を変える作業を繰り返して仕上げる場合もあります。

実際に試してみて
自分に合った方法を見つけてみてください。

描く際に注意していただきたいのは
いきなり細部を描き込まないこと。

まずは全体的な形を捉えて
調子を見ながら徐々に仕上げていく
イメージで描き進めましょう。

つむり
つむり

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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