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【画材】絵の初心者の方必見!画家も使う道具一覧

uca.
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私が絵を描いていると知っている人や、
私の教室に来られる生徒さんから
「絵を描いてみたいけど何を用意したらいいのか分からない」
「画材ってどんなものがあるの?」

と聞かれることがよくあります。

その時は私から
「どんな絵を描きたいですか?」
と反対にお聞きするようにしています。

なぜなら、描く絵によって必要な道具が違うからです。

同じ「絵」と言っても漫画のタッチと、デッサンでは
印象が全然違いますよね。
更にデッサンの中でも鉛筆デッサンと木炭デッサンでは
使う画材は全くと言っていいほどです。

ここでは、絵の基礎と言われるデッサンの中でも
比較的簡単に始められる鉛筆デッサンに必要な画材を中心に
プロの画家も使っている道具をご紹介していきます。

絵を趣味として、またこれから絵の勉強を始められる
初心者の方の参考になれば幸いです。

鉛筆デッサンに必要な画材

デッサンに限らず、絵を描くなら揃えておきたい画材がいくつかあります。

パソコンやタブレットなどのいわゆるデジタルの絵でも
下描きは紙と鉛筆を使ったアナログで描き始める方は多いですし、
自分のスタイルに合った画材を見つけていければ
“描く”をより楽しいものにできます。

鉛筆

“描く”ならまず描く道具がなければ始まらないですよね。
鉛筆は誰もが一度は必ず手にしたことがある一番身近な画材と言えます。

デッサンに使う鉛筆は最大10H~12Bまで濃さに幅があります。

芯にもいくつか種類がありますし、
メーカーによっても硬さや描き心地に違いがあるので、
実際にいろいろな鉛筆を手に取ってみて
自分の筆圧や好みに合う鉛筆を見つけることをおすすめします。

芯の先は折れやすいですし、B系の鉛筆はH系よりも軟らかくて
消費しやすいので、同じ種類の鉛筆を何本か用意しておくと
描く手を止めずに済みます。
特にHB~3Bは下描きや描き始めでも頻繁に使うので
多めに用意しておくと便利です。

下のページで詳しく書いていますので
興味のある方は参考にしてみてください。

紙も絵を描く上では欠かせないものですね。
パソコンやタブレット、スマホなどのデジタルで着色するなら
使うのは下描きとしてなので、コピー用紙のような
表面がフラットで厚みの薄い紙で十分です。

鉛筆デッサンに使うのであれば画用紙やケント紙のような
厚みがあって消しゴムの摩擦に強い紙が適していますし、
水彩画であれば水分をしっかり吸収してくれる水彩紙を選ぶといいです。

マーメイド紙のような表面に凹凸を施した紙なら、
絵に表情が生まれて違った表現が可能になるので
色鉛筆やパステル画で使う方も多いですね。

消し具

消し具というのはデッサン用語で、これは誰でも知ってる消しゴムのことです。

一般的なプラスチック消しゴムの他に、練りゴム(練り消し)や
電動のものや色鉛筆専用ものもあります。

何といってもデッサンでの使い方は、字を消す時とでは考え方が全く違います。

それは、消すというよりも描く道具の一つということです。

下のリンク先ではいろいろな消し具を紹介しています。

カッターナイフ(鉛筆削り)

鉛筆や色鉛筆を削る時、鉛筆削りを使いますよね。

デッサンで鉛筆を使う場合ではカッターナイフを使って
芯を長く削りだして使うのが基本です。

しかも鉛筆デッサンの場合、沢山の鉛筆を消費するので
多い人だと一度に何十本も削る必要があったりします。
特に初心者の方で、カッターの扱いに慣れていないという方にとっては
カッターナイフで1から沢山の鉛筆を削るのは
時間も労力もかかって大変な作業ですよね。

芯の長さを調整できる鉛筆削りもあって便利ですので
ある程度鉛筆削りで削ってからカッターで芯を削り出すようにすれば
負担が軽くなるかもしれません。

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カルトン

絵を描く紙をクリップなどで挟んで、支えとして使う画板のことです。
2枚綴じ合わせたものであれば、間に紙を入れて持ち歩くことができますし
作品の保管に使うこともできます。

サイズは木炭紙全般用668㎜×535㎜
木炭紙半切用(中判)560㎜×400㎜の2種類です。

中判サイズであればB3サイズまでの紙が収まりますし、
持ち運ぶにも大きすぎないのでおすすめです。

持ち歩くのに便利なカルトンバッグもあります。

クリップ

紙を支える画板やパネルと紙を挟んで固定するために使います。
画板は厚みがあるので大きめのクリップが使いやすいです。

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あると便利な画材・道具

ここから紹介するのは、絵を描くのに絶対必要というものではありませんが
必要性が出てきた時のために

イーゼル

イーゼルは絵を描く時に、カルトンやパネル、キャンバスなどを
描きやすい位置や高さに固定する目的で使います。
室内用と屋外用のものがあって、3本の脚の内、
前の2本にカルトンなどを置く受け台が付いています。
受け台は高さを調整できるようになっていて
絵の大きさと描く目線の位置に合わせて使います。

選ぶポイントとしては、木やアルミ製のしっかりとした素材、
かつ軽くて構造は簡単なものであることです。

ぼかし用具

鉛筆や木炭画、コンテやパステルなどでも使います。
陰影を馴染ませたり、文字通りぼかしてグラデーションを作るためのものです。

ぼかす方法としては指やティッシュペーパーを使うこともあるのですが
指は皮脂が画面が汚れたり色が乗りにくくなってしまいますし、
ティッシュペーパーは擦ると粉末状になって画面に残りやすいので
あまりおすすめはしません。

ガーゼ

ガーゼの他にTシャツなどの端切れでも構いません。
比較的面積の広い部分に使います。

擦筆

紙を巻いて鉛筆のような形にしたもので、硬さや太さで種類があって
素材も紙の他にフェルトや革製のものがあります。
細かな部分に使います。

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計測用具

絵の題材(モチーフ)の構図を決めたり、比率や角度を測るために使います。
デッサンを始められて間もない方にとってはとても便利な道具ですが、
描くのに慣れてきたら多用せずに、確認するための補助として使いたいものです。

デッサンスケール(デスケル)

窓状に開いた枠の内側は紙やキャンバスと同じ比率で、
縦と横を4等分した線で仕切られています。
下で紹介しているのは市販サイズの紙と画用紙の比率に合わせたB版ですが、
木炭紙用のD版、キャンバス用のF版などがあります。

はかり棒

モチーフの長さを測ったり、比率を見たりするために使います。
細長く真っすぐの棒状のものであれば代用が効くので、
ご家族に編み物をされる方がいれば編み棒が使えますし、
自転車のスポークなどでも構いません。

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サンドペーパー(紙やすり)

先が丸くなった鉛筆の芯を削って尖らせるのに使います。
鉛筆や色鉛筆の芯を削って粉状にして使う際にも重宝します。

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フィキサチーフ

絵画用の定着材です。
鉛筆や木炭などで描いた絵はそのまま放置しておくと
擦れたりして色落ちしてしまいます。
フィキサチーフを吹き付けることで、表面をコーティングして
作品を保護することができます。
種類デッサン用、パステル用など画材によって様々です。

有毒な成分が含まれているため、使用する際は通気の良い場所が必要です。
また、保管する場所は火の気がないところにするなど取り扱いには十分
注意しなくてはなりません。

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鉛筆ホルダー

金属製の長めのキャップです。
短くなった鉛筆に嵌めて使います。

羽根ぼうき

画面の上にある消しゴムのカスを手で払うと
作品を汚してしまうことがあるので羽根ぼうきを使って払います。

ホルベイン
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その他

鉄筆

鉄筆で紙の表面を鋭く凹ませることでその部分に
鉛筆やパステルなどが付かないようにできます。
動物や人の髪を表現する際に使うと繊細な表現が可能になります。

マスキングテープ

クリップの代わりに紙を固定したり、
張った部分に絵の具など画材の色が乗らないようにすることもできます。

最後に

鉛筆と紙さえあれば始められる絵ですが
あると助かる、便利な道具はたくさんあります。
お近くに画材店がある方は是非一度足を運んでみてください。
これは何に使うもの?自分ならどう使うかな?
なんて考えながら見るのも楽しいものです。

オンラインショップであれば手に取る事はできませんが
店頭にはないものを見つけることができるので
興味のある画材があったら探してみてください。

つむり
つむり

最後までお読みいただきありがとうございました。

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