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【知識】使っても平気?!画像を使う時のルール-権利と種類-

絵を描く時に写真などの画像を参考にすることは
よくあります。
そして、ネットで検索すればこれだ!と思えるものに
簡単に出会うことができるでしょう。

しかし、その見つけた画像、使って大丈夫なものか
確認できていますか?

SNSなどで誰もが写真や動画を気軽に扱えるように
なって便利になった反面、それに伴う問題やトラブルも
身近に起きるようになっています。

今回は少しややこしい権利の問題について
自分への整理の意味も含めてまとめてみたいと思います。

uca.
uca.

私も写真を参考にして絵を描いていますが
SNSに投稿する際、
どこからどこまでが良くて何が問題なのか
気になって調べるようになりました。

快適でスムーズな創作活動をするために
画像の権利や起こりやすい問題、対応策を
知っておきましょう。

情報は”タダ”じゃない

スマホやタブレット、PCが手元にあれば
いつでもインターネットにアクセスすることができて
そこにはたくさんの情報を手にすることができます。

情報とは
文章写真動画音源も含まれます。

それらを自分だけで見て楽しんだり、資料として保管するだけなら
問題になることはありません。

ただし、SNSなどで他人と触れる場所では
勝手に使用することはできません

なぜなら、それは著作権などの法律で保護されている場合があるから。

無断で使うと訴えられてしまうことも。

簡単に手に入るからと言って自由に使っていい
と言う訳ではないことを理解しておきましょう。

どんな画像なら自由に使える?

それでは、どのような条件であれば画像を使うことが
できるのでしょうか。

ある程度知識として知っておけば
安心して利用することができると思います。

無料の画像

無料の画像のメリットは何といっても
予算を組む必要がないことでしょう。

気軽にダウンロードできて、何度でも利用できるので
とても便利です。

反面、クオリティの維持が難しかったり、
目的に合った画像を探すのに時間が掛かることも良くあります。

さらに、使用目的によっては確認が必要で、
場合によっては使えないこともあります。

パブリックドメインの画像

パブリックドメインとは著作権が消滅したり、
著作者が著作権を放棄した創作物が
誰でも自由に使える状態
のことです。

パブリックドメインとなった画像は、
特別な条件なく誰でも自由に利用できます。

例えば、以下のサイトの画像は
パブリックドメインとして商用利用も可能です。

パブリックドメインQ:著作権フリー画像素材集

パブリックドメインR:古写真・イラスト・絵画美術館

クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンス

クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスとは、
著作権のある作品を使うときのルールを決めたものです。
著作権者(作者)が、著作権を持った状態で
自分の作品をどのように他の人が使えるかを選ぶことができます。

CCライセンスで公開されている画像は、
著作権者が提示した条件を守れば無料で利用できます。

《CCライセンスの種類》

1. 表示(BY):必ず作者をクレジット(表示)する。

2. 改変(ND):作品を改変(変更)せず元の作品をそのまま使用する。

3. 非営利(NC):営利目的で使用しない。

4. 継承(SA):元の作品と同じCCライセンスを使用する。

これらのバリエーションを組み合わせて利用条件を設定します。

以下はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの
画像を扱っているサイトです。
他にも同じようなサイトはありますので
興味のある方は探してみてください。


クリエイティブ・コモンズ公式サイト

ウィキメディア・コモンズ

フリー素材

フリー素材は様々なジャンルやテーマが揃っていて
無料でダウンロードして使える便利なツールです。

ただし、提供しているサイトによって利用条件があるので
ライセンス(許可)を確認する必要があります。

作者へのクレジット表示を求められる場合や、
商用利用が禁止されているものもあります。

uca.
uca.

絵の参考にしたり下絵や素材として使用するのであれば
問題になることはありません。

以下は代表的なフリー画像サイトです。
他にも画像だけでなくイラストや動画を扱っているサイトもあります。

写真AC

Unsplash

Pixabay

ぱくたそ

自分が撮影したもの

自分で撮った写真や動画は自分や家族で見たり
使うのは自由です。

しかし、SNSに公開したり、商業目的で使う際は
注意が必要になります。

例えば、人やプライベートな場所を撮った場合
知らない人にはもちろん、友人や家族でも許可が必要です。

許可が取れない状態であれば隠したり、ぼかしを入れたり
人物や場所を特定できないようにしなくてはなりません。

.uca
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大切なのは、他の人の気持ちや権利を尊重することです。
また、自分を守るためにもプライベートな画像を
公開する際は注意を払いましょう。

有料の画像

著作権など難しいことを気にせずに
画像をそのまま使いたいなら有料の画像を使う方法もあります。

費用は掛かってしまいますが
その分クオリティの高い画像が時間をかけずに手に入ります。

有料であることのメリットは
・プロからアマチュアを含めフォトグラファーやアーティストによる
 高品質で豊富なバリエーションのコンテンツが用意されている。

・幅広いテーマやジャンルから選択できて目的に合った素材を見つけやすい。

・ライセンスや提供元が明確に記載されているので
 違法な素材の使用リスクを回避でき安心してコンテンツを使用できる。



ただし、無料の画像と同様にルールに沿った
利用を求められますので、お金を払ったからと言って
完全に自由に使えるわけではありませんので注意しましょう。

フォトストックサイト

フォトストックサイトとは
プロのフォトグラファーやアマチュアが撮影した写真や画像を
オンライン上で提供するウェブサイトのことです。

フリー素材を扱っているサイトもこれに当たります。




以下は代表的な有料のフォトストックサイトです。

PIXTA

shutterstock

Adobe Stock(一部無料)
リンクが上手く貼れないのでURLを記載しておきます。
https://stock.adobe.com/jp/

iStock

uca.
uca.

無料サイトでは気に入ったものを見つけられない時や
探す時間をかけられない方は利用してみると
良いかもしれません。
利用目的や予算に応じて使い分けると良いでしょう。

自分と作品を守るために必要なこと

uca.
uca.

人が提供している画像を利用することについて
気を付けるべきことを書いてきましたが
自分で画像や作品をSNSなどに投稿している場合には
勝手に使われてしまう可能性もあります。
トラブルを防ぐ方法も知っておきましょう。

作品の著作権を理解する

人が作ったものには自動的に著作権が発生します。
自分が作成した写真や文章などの作品はもちろん、
他人の作品も同様に著作権があることを理解しておく
必要があります。

著作権表示をする

自分の作品を公開する際には、
著作権表示(Copyright © [あなたの名前])をすることで、
他人が作品を無断で使用することを防げます。

ライセンスを明確にする

自分の作品に特定の利用条件を設けたい場合は、
クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスを使ったり、
利用条件をはっきり示すことで、他の人にこちらの意図を伝えて
適切な使用方法でつかってもらうことができます。

無断使用を防ぐ

他の人の作品を使う場合は、必ず著作権者に許可を得るか、
パブリックドメインやフリー素材など、
使用条件が明確なコンテンツを選ぶようにしましょう。

さらにフリー素材は提供しているサイトによって利用条件が違います。
ライセンス(許可)を確認して条件に沿った使い方をする必要があります。

クリエイティブ・コモンズを尊重する

他人の作品がCCライセンスで公開されている場合、
そのライセンス条件を厳守しましょう。
ライセンスに従わずに利用してしまうと著作権侵害になり
訴えられる場合もあります。

これらのポイントを守ることで、自分の作品が盗用されるリスクを減らして
他の人の権利も尊重することができます。

まとめ

  1. ネットの情報は無料ではない:
    インターネット上の画像には著作権やライセンスが存在します。
    無断で使用すると著作権侵害となり、法的なトラブルに巻き込まれる可能性があります。
    無料で公開されている場合でも、利用条件を理解して適切に使用することが重要です。
  2. 無料と有料の画像の違いと利用条件:
    ネット上には無料で使用できる画像と有料の画像があります。
    無料の画像は一般的にクリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスのもとで
    提供されていますが、利用条件は厳密に確認する必要があります。
    有料の画像は、ストック写真サイトやクリエイティブコンテンツ提供者から
    購入する必要がありますが、商用利用が可能となります。
  3. 著作権とライセンスの尊重:
    自分と作品を守るためには、他者の著作権を尊重すること、
    ライセンスを明確にする意識が重要です。
つむり
つむり

自分が不正な利用をしてしまったり、
逆に誰かに自分の作品を利用されるといった
トラブルに巻き込まれるリスクを減らすためにも
ルールは守りたいものですね。

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