こんにちは。uca.です。
あなたに「お気に入り」はありますか?
人、動物、キャラクター、乗り物、食べ物・・・
何でもいいです。
ハマっているものやことを好きでい続けるだけで
人生が変わると言われたら、大げさだと思われるでしょうか。
小さな継続が起こす奇跡を
私の「推し活」の経験から書いてみたいと思います。
連続する日々が救いになる
私には「推し」と呼べる存在がいます。
「推し」にいつの間にか「落ち」て気づけば早10年。
そりゃ子供は成長するし、年も取るわけです(笑)
「推し」という言葉が出れば、繋がるのは推し活です。
会いに行ったり、グッズを購入したり、推し方は人それぞれ。
私の場合、それは主に「推し」を絵にすることです。
有名人の写真や画像を模写してSNSに上げる行為は
法律上はアウトの行為になるのでオススメできないのですが
それを描いた絵を販売したり悪意のある加工をしない限りは
メディア側には宣伝としての効果も期待できるので
ファンアートとして目を瞑っていただける場合が多いです。
(ただし、容認しないメディアや対象もあるので確認が必要になります)
自分の「推し」を絵にする活動を続けていると、
思いがけない感謝の言葉をもらうことがあります。
「あなたの絵に感動した」
「あなたの作品に励まされた」
「あなたの絵で救われた」
こうした言葉に私自身がこれまで何度も救われてきました。
その時に感じた感動や応援の気持ちを表す方法として
「推し」が写っている映像を見て描き始めただけなのに
こういった言葉をかけていただけるなんて
思っても見ないことでした。
最初は同じファンの方だからだろうと思っていたのですが
友人や知人、見ず知らずのファンではない人からも
褒めてくださる機会が増えて行きました。
私自身は特別な才能も技術もありません。
ただこの10年、自分の「好き」を少しずつ描いてきただけ。
それでも、続けている中で、心が温かくなる瞬間が訪れることが
あるということを知りました。
日々の積み重ねが奇跡を起こす
「継続は力なり」とはよく言いますが、まさにその通りだと
ファンアートを描き続けてきて感じます。
最初は何も変化を感じられなかったり、その変化もゆっくりで
自分からはなかなか見えないものかもしれませんが、
どんなに小さなことも(良い悪いに関わらず)必ず見ている人がいます。
誰よりもまず、自分が見ています。
やったこと、やってきたこと全てを一番近くで見て覚えているのは
自分自身。
上手くいかないときもあるし、誰にも評価されないと感じることもあります。
むしろ、そんな時の方が多いかもしれませんよね。
だとしても、精神科医ビクトール・E・フランクルの言葉を借りれば、
「どんな時にも人生には意味がある。
未来で待っている人や何かがあり、そのために今すべきことが必ずある」です。
お金にならない絵を描いて意味があるのかと心無いことを言われたこともあるし
いじめを受けたり、リストラにあった経験もあります。
自分なんて生きている意味はない。いっそのこと消えてしまいたいと
思い続けていた時期も長くありました。
でも、「終わり」にしなかったからこそ出会えた人達がいるし
私でも誰かに「ありがとう」と言ってもらえるものがあるんだと
知ることができました。
昨日と今日では何も変わらない、同じような日々を続ける中で
奇跡と呼べるような出来事が不意に起こることがあります。
私にとっては「推し」を応援することがそのきっかけになりましたが
誰にでもそういった種は身近なところにあるんじゃないかと思います。
報われない努力もいつか実を結ぶ
「継続は力なり」と書きましたが、
「努力したことが全て報われるとは限らないとも思います。
ただ、報われなかったとしてもいつか必ずあなたの糧になってくれます。
一生懸命になれる好きなものや人、ことがあれば
向き合っていく過程での経験一つ一つがあなた自身を成長させてくれます。
心理学者のアンジェラ・ダックワースは「グリット(やり抜く力)」が、
あなたの未来を切り開く鍵となるとが提唱しています。
才能ややる気よりも些細な積み重ね。
グリット (GRIT) とは
目標に向かって粘り強く取り組み、困難や逆境に直面しても
あきらめずに努力し続ける力を指します。
何事に限らず、直接的な反応が得られなかったとしても、
その時は失敗だったように感じたとしても
その経験や努力は必ず自分を導いてくれます。
ウィンストン・チャーチルは
「成功は失敗から失敗へ進むことである」といったそうです。
他にも、日本や世界で偉人と呼ばれる人は
成功をしたからその名前を世に知られているわけですが、
成功と言える結果が出るまで何度も何度も
挑戦を繰り返し続けた人達なんですよね。
その人にとって挑戦したことは道程は楽ではなかったとしても
根底には「好き」があったからではないかと思います。
三日坊主でも大丈夫
続けることが大事だと書きましたが
「三日坊主だから」と自分を責める必要はありません。
三日坊主を何度も繰り返すことで、やがて習慣になりますし
始めたことが変わってもいいんです。
大切なのは、諦めないことです。
「出来ない自分」を駄目と思わなくていいんです。
そのままの自分に合う場所が必ずあります。
最初に目指した場所とは違うかもしれませんが、
それでもたどり着けるゴールがあります。
そこにはあなたを待っている人がいますよ。
結びとして
特別な才能や力がなくても、小さな日々の積み重ねが奇跡を起こします。
続けていく中であなた自身が救われ、そして周りの人々も励ますことができるのです。
どんな小さなことも、続けることで必ず見てくれる人がいます。
三日坊主でも繰り返せばいい、出来ない自分を駄目と思わなくていい。
そのままの自分に合う場所が必ずあるのです。
「継続は力なり」、今日からまた、あなたの「推し活」を続けてみませんか?
この記事を読んで、少しでも心が軽くなったり、
前向きな気持ちになれる方がいたなら幸いです。
これからも自分と「推し」を大切に推し続けて行きましょう!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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