こんにちは!uca.です。
いきなりですが、あなたは凝り性ですか?
それとも、飽きっぽい性格ですか?
私は自分をかなりの飽き性だと思っています。
そういえば、ピアノ、習字、子供の頃の習い事から
編み物、好きなゲームやバンド…趣味まで
昔っから一時は没頭してても、熱が冷めると
一気に見向きもしなくなるよね~。
そうなんですよ(苦笑)
私にはこれ(この人)しかいない!と思ってても
いつの間にか大好きだったものが「オワコン」になって
なってしまってるんですよね…
周りを見ると、子供の頃からずーっと夢中なものを追いかけて
プロにまでなる人もいて、自分にない継続力を持った人たちを
尊敬しつつとても羨ましくて、自分を責めた時期もあります。
今回はそんな飽き性の性格の捉え方ついて書いてみました。
飽き性の長所と短所
それじゃ、飽き性ってどういうものなの?
そうですね。
飽き性というのは、自分もそうだと言う方は
分かっていただけると思うんですけど
性質や傾向として、何かに対して長続きせずに
興味を失ってしまうこと…と言えるかな。
別にそんなの気にしなければ
いいんじゃない?
趣味とか自分の中で完結出来るものならいいけど
仕事や日常生活などに影響することもあるんですよね。
というわけでまずは飽き性の長所と短所について
整理してみました。
飽き性の短所
- 趣味が続かない
例えば、ギターに興味を持ったとします。
最初はギターを購入したり楽譜を用意して練習しますが、
数ヶ月後には飽きてしまってせっかく買ったギターは
部屋の隅に放置されることになります。
そうして技術が向上する前に意識は次の趣味へ移ってしまいます。
こうした継続力の欠如は、スキルを習得するのに
障害をきたす場合があります。 - 仕事でのモチベーションの低下
職場で新しいプロジェクトが始まると、
初期段階では他の人と同じように意欲的に取り組めるかもしれません。
しかし、飽き性の人の場合、プロジェクトが長期になるほど
同じ作業の繰り返しが単調に感じられてモチベーション低下など
結果として、仕事の質が下がるリスクがあります。 - 人間関係の不安定さ
友達との関係や恋愛についても、最初はどんなに楽しく
盛り上がったとしても時間が経つにつれて
マンネリ化すると興味を失いがちになります。
例えば、最初は頻繁に会話をしていた友達や恋人との連絡が
徐々に途絶えていってしまうことがあります。
飽きっぽさが原因で、信頼関係を維持するのが難しくなる場合があります。
飽き性の長所
- 新しい趣味に挑戦する力
どんどん新しいことに興味が切り替わるので
多くの趣味を持つことができます。
例えば、ギターに飽きた後でカメラに興味を持って
講座を受講し始めたりします。
いろいろな経験を積むことで、多方面のスキルを持つことができて
友達や職場で話題豊富な人になることがあります。 - 変化に対する柔軟性
変化に対して前向きな傾向があって
新しい環境や状況にすぐに適応できる強みがあります。
例えば、急な職場の異動や、新しい業務内容を割り当てられた場合、
気持ちを切り替えて対応することができます。
これによって柔軟な働き方が求められる仕事で
成功できる可能性があります。 - 幅広い知識とスキルの習得
一つのことに固執することなく、新しいことに挑戦するため、
結果として多様な知識やスキルを持つことが出来ます。
例えば、写真撮影、スポーツ、外国語学習、ガーデニングなど、
多様な趣味や技術を身に付けることで、
専門職以外でも多様なキャリアの選択肢が広がります。 - 短期的なプロジェクトでのパフォーマンス向上
短期間で結果を出すことを得意とする人が多いようです。
例えば、会社で急なプロジェクトやタスクが発生した際に
飽き性な人はその新しい課題に対して早く対応して
結果を出すことができて評価が高まることがあります。
「飽きる」のは「手放す」こと
長所にも短所にもなるって、
結局はどう捉えるかってことでしょ?
自分の飽きやすさを分かってれば
後は取り組み方次第なんじゃない?
確かに普通はそういう考え方をするよね。
私もずっとそう思ってたし。
ここからは、ちょっとだけ違う考え方の話をしますね。
長所や短所は飽き性に限らずどんな性格にもあります。
捉え方次第で強みとして活かす事もできますが
どうしても嫌だと感じてしまう人にとって
強みとは感じられないものです。
私がそうでした。
例えば、描き始めた絵が下描きの段階で飽きてしまって
仕上げられないといったこと。
実際に下描き途中で放置しているものがいくつもあります。
仕上がらない絵が増えるたびに
私は続けられないのは根気がないからで
悪い事のように捉えてしまっていました。
しかし、ある時それは違うと教わりました。
何かに飽きるというのは自分にとってそれは役目を終えたから
離れるんであって流れに任せるべきなんだと。
一人の人が持てる興味の数は人それぞれではあるものの
抱えられる量には限度があるものです。
飽きることで自分にとって必要でなくなったものを手放して
空いた場所に今の自分に必要なものを入れて一緒に楽しく
歩ける友達を見つけるアンテナを持っていると考えられたら
そんなに悪いこと…というよりもむしろ
ラッキーと思えるのではないでしょうか。
見つからなくても大丈夫
飽き性について書いてきましたが、中には
飽きるも何もそもそも自分には
興味を持てるものがないという方もいるかもしれませんね。
実は、私の息子がそういうタイプなんですよね。
小さい頃から本人に「何が好き?」と聞いても
「別にない」って答えが返って来ます。
確かに、音楽にもスポーツも興味がなくて
絵も上の子のように暇さえあれば描いてるようなこともなく
感情の起伏があまり大きくない子なんです。
でも、当たり前だけど息子にも好みはあって
他の人と比較して同じ熱量のものがないと言ってるだけ
なんですよね。
他人軸ではなく、自分軸で考ることができれば
何に興味があって、自分は何を求めているのかは
分かって来るはずですから、まずは自分に
意識を向けてみてください。
今、なかったとしても過去には自分比で熱くなったものが
見つかるかもしれません。
今までなかったとしてもあなたに必要なものは
ベストなタイミングであなたにやってくるものなどで
大丈夫。
冷静に見ることが出来る眼を持っているんだと思って
明るい気持ちで待っていてくださいね。
息子にもそんな気持ちで見守っていくつもりです。
結びとして
自分の「大好き」や「好奇心」をオワコンにしていってしまう飽き性。
どんなに一時は「ハマって」たとしても、飽き性のスイッチが入ってしまうと
どうにもならなくて時には敵のようにも感じられる性質です。
飽き性の性質を理解して飽がこないように工夫するのも方法としてはありますが
それよりも「飽きる」のは自分に必要がなくなったと教えてくれる
与えられた才能と受け入れてみるともっと楽になれる筈です。
今は飽きるほどのものが見つからない人も人より心に起きる波が人より小さいだけで
気持ちをフラットに保てるチカラを持っているのかもと捉えると
実は既に必要なものを知っていることに気づけるかもしれません。
足りないように見えたり、欠点に感じられることって
実は自分だけに与えられたチカラなのかもしれませんね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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