こんにちは。uca.です。
今回はなぜ私が自身を『カタツムリ』主婦と
名乗っているのかについて書いてみたいと思います。
「こんな人間もいるんだ」「こんな生き方もあるんだ」と
読んでくださった人の一人でも何かしら感じて
もらえたら嬉しいです。
「豆腐メンタル」な「凡人」。
画家兼、グラフィックデザイナーとして
活動している、uca.です。
私は小さい頃から絵を描くと、
家族や友達に
「上手いね!」と
言ってもらえるのが嬉しくて、
褒めてもらいたくて
絵を描いてました。
運動が苦手だったのもあって
中学・高校の頃は美術部で
クロッキーや油絵を描く
日々を送って
賞をもらったりもしました。
進学した短大も美術系で
なんとなく
自分では
そこそこ描けると思ってたんですよね。
でも、いつでも現れるんですよ。
それまで絵なんて描いたことなんかなくて、
ずっと運動やってきました!
なんて言いながら、
いざ描き始めたら
あっという間に上手くなって
でっかい賞とか取っちゃうような人。
それは社会人になっても、
主婦になって
ママになっても
同じ。
もう、
「何で⁉」です。
わけが分かりません(笑)
羨ましいし、
どうしてそれが
自分じゃないんだろう・・・
って思っていました。
カタツムリな私
思い返せば何事もそうでした。
いつも
どこに行っても
うまくいかないことの方が多かった。
みんなが当たり前に出来ることが、
私には出来ない。
家を出れば、
社会に出れば、
結婚すれば、
母になれば…
いつかは出来るようになるんじゃないか。
いつかは人並みに
私もきっと。
そう思っては
新しい世界に踏み出してみても
いつの間にか
周りに合わせられないことに疲れ果てて
自分の殻に閉じこもってしまう
引っ込み思案で
のろのろスローペース。
カタツムリみたい
いつの頃からか
思うようになっていました。
今思えば、
自分にないものばかり
追いかけていたんだと思います。
自分が持っているものに
向き合っていなかったんです。
私は、私でいい。
自分の中では分かっていました。
私は「絵を描いていたい」
でも、それでは生きていけない。
と思い込んで
ずっと自分の気持ちに蓋をして
家族が安心する職にばかり就いては
自分の首を絞め続けていました。
絵画インストラクターの資格取ろうと
勉強していく中で、
絵を描いて生きていくには
画力よりも、絵の知識よりも
自分をプロデュースする力が
必要不可欠であることを知りました。
逆に考えれば、
それを身に着けることが出来れば
誰でも画家として
生きていくことができる⁉
目からウロコ!
だってこれまでは
画家を職業として生きていける人なんて
画力や才能はもちろん
時間にも経済的にもゆとりのある
一部の人だけ
だと思っていたんですから。
自分の望む生き方を
選択する道に進んでもいい
そう思えた時
やっと
私は私のままでいいんだと
私ではない誰かにならなくてもいいと
自分に許可することが出来た気がします。
諦めなければ
気づけば50歳。
ずいぶん遠回りをしてきました。
もっと早く気付いていればと
正直思う時もあります。
そんな思いがよぎった時は
思い直すんです。
「私はカタツムリだもの。
今が私のベストタイミングなんだ」って。
どんなに時間がかかっても
回り道をしても
そこに無駄なことなんてなくて
誰に言わなくても
自分の中で諦めずに
思いを持ち続けていれば
チャンスは巡ってくるんだと
知ることができたから。
私を見た人が
自分にもできそう。
やってみようかな。
そんな風に思くれたらいいな。
立ち止まったり
迷ってる人に
大丈夫だよと
伝えられる人になっていたいな。
だから
今日もゆっくり
カタツムリな私で
前へ。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。