推し活を始めてかれこれ１０年近くなる私ですが
初期の頃に英語が堪能な別の方を介して知り合って以来
交流が続いている香港の友人。
その友人から依頼を受けた絵です。
私は英語なんて全く話せない人間なので
やりとりは翻訳アプリや今ならChatGPTにお任せです（笑）
その友人は知り合った当初から
「あなたがプロとして活動するなら、
私は必ずのあなたの絵を買うからね」
と言ってくれていました。
私自身はプロとして絵を描くことなんて
微塵も考えてなかった頃から！
だから紆余曲折ありながらプロの画家と名乗ることに決めた時
真っ先に彼女に知らせましたし、彼女はとても喜んでくれて
本当に絵を依頼をしてくれました。
一度も実際に会ったこともない私に・・・です。
未だに信じられないくらいですが
彼女の人柄、ご縁に感謝するばかりです。
依頼内容は
・送った両親の写真数点から２人を描いて欲しい。
・気球が背景に写った写真が気に入ってるので気球を入れて欲しい。
ということでした。
気球と一緒に写った写真は彼女のご両親の仲の良さや
お二人がその時を楽しんでいるのが伝わってくるとっても素敵な写真でした。
ただ、問題が１つ。
その写真に写ったお二人は共に真っ黒のサングラスをされていたんです。
写真自体は素敵なものでしたが、お二人の目元の表情が分からないので
そのまま絵にするのはちょっと勿体ないなと感じましたし
友人もそれが惜しいと伝えてくれました。
そこで私は友人が送ってくれた他の写真の中から
ご両親の目元がよく分かるものを参考にして描くことにしました。
描くにあたって一番注意したのは
友人の大切な思い出の１シーンとご両親の印象を壊さないこと。
下描きの段階で何度も友人に確認してもらって調整を重ねて
納得してもらってから着色に入り、色を乗せてからも途中の状態を
見てもらいながらの工程でした。
手前の紫陽花は要望にあったわけではなく
紫陽花が大好きで、日本にも紫陽花を見に来日したことがある
彼女へのささやかなサプライズのつもりで描いたものです。
喜んでくれるといいな～。
そのご報告はまたいつか。
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